【海外の反応】韓国人「WBCで大谷翔平が作った0.39%の奇跡がマジで凄過ぎた‥」

コロナ禍からの脱却意識も合わさって、例年以上に盛り上がった6年ぶりのWBC。

準決勝、決勝と激闘を制し、第2回大会以来となる悲願の優勝を果たした侍ジャパン。

オオタニ翔平がチームをけん引したと言っても過言ではありませんでしたね。

今回は、決勝となったアメリカ戦をオオタニ翔平とマイク・トラウトを絡めて振り返ってみましょう。

オオタニ翔平が作った「0.39%」とは?

決勝であるアメリカ戦の9回裏、今大会で世界的にも注目されたオオタニ翔平はクローザーとしてアメリカの打者に立ち向かいました。

最後の打者は、オオタニのチームメイトでもありアメリカ代表のキャプテンでもあるマイク・トラウト。

オオタニは日本選手としていち早くWBCへの参加を表明し日本を鼓舞し、トラウトはWBC参加を宣言して以降、メジャーの名だたる選手に自ら声をかけ最強のアメリカ代表を作り上げました。

今回のWBCに大きな風を吹かせた二人が、決勝のラストシーンを飾ったことは世界中でも大きな話題となっています。

エンゼルス関係者や同ファンとしては、「痛し痒し」といったところだったでしょう。

くしくも二人はチームメイトでチームのエース同士、世界一を決める瞬間にこの二人が激突するとは。

そんな劇的な場面でオオタニは「0.39%」という確率でしか起こらない奇跡を起こしていたのです。

WBCの決勝戦での対戦が話題に

両チームとも投打に優れ、点を取られたらすぐに取り返す、それでいて乱打戦にならない緊迫した投手戦となったWBC決勝。

3対2、日本1点リードで迎えた9回裏、そのマウンドにはオオタニ翔平が立っていました。

報道では「オオタニは決勝ラウンドでは投げない」と言われていましたが、再びマウンドに立つことを世界中が期待していただけにオオタニの登板には誰しもがしびれたことでしょう。

投打にわたる連戦でさすがに疲れの見えるオオタニは、それでも160kmを超える剛球でアメリカの強打者に挑んでいきます。

そして、9回ツーアウトになったときに世界がさらにしびれる瞬間を目の当たりにしたのです。

8回、9回と粘るアメリカ打線が積み重ねた出塁が生み出した今大会屈指の名場面です。

打席にはオオタニのチームメイトでもありアメリカ代表の旗振り役でもあるトラウトが立っていました。

この野球漫画の最終回のような対決に世界中が釘付けになったことは言うまでもありません。

両チームのエース対決は、「オオタニが抑えれば日本は優勝、トラウトが打てばアメリカはサヨナラのランナーを塁上に送ることができる」、まさに手に汗握る状況でした。

両雄が「ここで俺がやらねば」という並々ならぬ気迫を持って臨んだこの対決は、3ボール2ストライクのフルカウントまでもつれ、ラストはオオタニがトラウトをその打席3回目の空振りに仕留めゲームセット。

温和なオオタニが両腕を繰り出して叫び、グラブや帽子を放り投げた優勝の瞬間は本WBC最高のハイライトでしたね。

トラウトの「0.39%」

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%88#%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%88%A5%E6%89%93%E6%92%83%E6%88%90%E7%B8%BE

オオタニが奪ったトラウトの空振りの三振、実は極めて稀な数字を生み出していたことをご存じでしょうか。

トラウトは、メジャーで12年間の実績がありそのキャリアのほぼすべてをレギュラーで主軸打者として過ごしてきた素晴らしい選手です。

2022年シーズン終了時点で、メジャー通算6,159打席を経験しているトラウトは、空振りが少ない選手で「3回空振りして三振」したのはわずか24回、つまり「確率0.39%」と極めて稀なことだったのです。

優勝の瞬間を「0.39%」の確率である「トラウトの3回空振りでの三振」に切って取るオオタニは、野球の女神に見初められた「野球界の真のエース」といえるでしょう。

試合後にトラウトは、「オオタニにやられたよ、でもこの10日間は人生で最も素晴らしいものだった」と清々しく語りました。

敗退直後に潔くオオタニを讃えるトラウトもまた、野球の女神に見初められたエースの一人です。

エースであるオオタニ、トラウト双方が早々に次回WBCの2026年大会への参加を宣言し、早くも世界中の野球ファンの注目や期待を集めています。

この盛り上がりには、野球というスポーツがさらに一回り大きくなったことを感じずにはいられませんでした。

0.39%ってどれくらいの確率?

※日常の0.4%前後の確率で起こる事象をまとめてください。

参考:https://hey3hatter.net/blog/2906/

さて、この「0.39%」という確率はどのような事柄が起こる数字なのでしょうか。

わかり易くするために言いますが、100回に1回しか起こらない出来事は確率1%です。

 そこから考えると、「0.39%」の確率は如何に稀なものであるかわかるでしょう。

100回に1回あるかないかの確率1%の出来事を調べると、「自動販売機でアタリがでること」がそれに当たります。

私は自動販売機はおろか棒アイスでもアタリが出たことがありませんが、そのくらいの確率だということです。

その確率を半分にすると、0.5%(200回に1回の出来事)。

これに相当するのは、血液型がRH-である人に遭遇することだそうです。

血液型がRH-であるが故に輸血できずに主人公が危機に陥るストーリーは悲劇の代名詞のようなものですが、そのようなものの確率を上回る「0.39%」の奇跡を成し遂げたオオタニ翔平は「持っている」としか言いようがありませんね。

海外の反応は?

参考:https://www.chunichi.co.jp/article/658747

決勝戦が、かつての世界王者である日本とメジャーの有名選手を連ねて世界奪還を目論むアメリカということで世界中から注目されていたと思います。

その最後の最後の舞台でオオタニとトラウトが対決したことは、さらに注目を集めたのではないでしょうか。

日本のライバルとして今大会に乗り込んできた韓国でもオオタニの注目はかなりのものでした。

「神オオタニは完璧そのもの」「韓国が入れる場所はなかった」「映画よりも映画」といった舌を巻くような反応が見られ、WBCで多くの韓国野球ファンがオオタニに魅了されていたことがわかります。

カナダのメディアでは、「決勝は何が何でも見逃せなかった。ファンは最後に心から待ち望んだ対決と結末でもてなされた、オオタニ翔平と偉大なるマイク・トラウト、ハリウッド映画に相応しいシナリオで、気絶するほど美しい結末」と讃えていました。

メジャーリーグの公式サイトでは「ひょっとしたら、と騒がれていたエンゼルスのスーパースターコンビの直接対決。マイアミの忘れられない夜に二人は相まみえた」と情緒あふれるコメントを掲載しています。

国境や国同士の関係に関わらず、世界中のスポーツファンがこの感動の目撃者となったのですね。

オオタニ翔平選手のすごさは「野球以外でも話題」

参考記事:https://toku-log.com/post-60735/

↑上記記事から概要と海外の反応を抜き取ってください。

投げるボールの速さや変化球のキレ、打ったボールの速度や圧倒的な飛距離。

選手としてのオオタニ翔平は間違いなく世界最高峰の一人です。

そんな優れた野球能力以外にも、オオタニ翔平には注目が集まっています。

それは、みなさんもご存知のように彼の「人間性」に他なりません。

侍ジャパンに合流したばかりでチーム内での慣習などが分からなかったヌートバーに、すっと声をかけ選手の輪の中に自然に引き入れる気配りは、周囲への観察力と行動力の高さを世界に示した瞬間でした。

また、ダルビッシュ有などの超大物選手に列を譲ろうとした侍メンバーを「キミも同じ日本代表、堂々としていていいんだ」と言わんばかりに引き止めた行動には、仲間への尊敬やそれぞれの役割を軽視しないチーム思想が溢れ、世の中のあらゆる組織に「組織のあるべき姿」を知らしめたかのようでしたね。

海外の反応は?

戦争の影響で根強い反日感情があり、野球やサッカーなど多くのスポーツでも日本に強いライバル意識を持っている韓国でも、オオタニ翔平はその別格さを示しました。

「本当に心から応援している日本人はオオタニだけ」「アジアの誇り」「アジア歴代最高のスポーツマンが誕生」「日本人が全員オオタニならどれほど平和か」「真のスポーツマン」など、反日感情やライバル意識を全く感じさせない賞賛のコメントが飛び交っています。

韓国以外でも、メジャーの本場であるアメリカをはじめとする世界中で人間性が評価されるオオタニ翔平。

ここまでくるとまさに反則級の完成度であるオオタニに、韓国では「漫画よりも漫画している男」というコメントまで飛び出したほどでした。

まとめ

アメリカで生まれたベースボールが日本に伝わって、野球として歩み出してから2022年でちょうど150年を迎えました。

そんな記念すべき年度であった2022年度の最後を締め括る大イベントとなったWBC。

その優勝が日本代表である侍ジャパンであったこと、その中心にオオタニ翔平がいたこと、奇跡とも呼べる「0.39%」の確率でトラウトを仕留めたことは、日本人である私たちにとって誇りです。

オオタニ翔平は、野球の技術だけでもなくプレーヤーとしての存在感やリーダーシップだけでもなく一人の人間として韓国をはじめとする海外でも称賛されていますが、同様にこれもまた誇りです。

この究極の野球漫画のような現実を目の当たりにできた私たちは、「確率0.39%」並の幸運の持ち主なのかもしれませんね。

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