野球界のスーパースター・大谷翔平。
スポンサー契約などを含んだその年収は今や87億と言われ、メジャーリーグでも屈指の高学年俸海外選手となっています。
横浜ベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手の内川氏は「彼の来期の(FA後の)年俸が68億として、投手で34億、打者で34億と考えれば驚くような数字ではないかもしれない」と発言していた記事もありましたが、このレベルまでくる金銭感覚も並ではないように感じられますね。
今回は、そんな大谷翔平の金銭感覚や生活感などを見ていきたいと思います。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/151a8b6e640d0a217fd082671baad46ae037594d
参考:https://hgkiy5.com/mlb-salary-ranking/
大谷翔平選手の金銭感覚が話題に!
現金では数えきれないくらいの収入を得ている大谷翔平ですが、その金銭感覚がものすごいらしいのです。
彼本人も口にしているように「お酒を飲むくらいならトレーニングして勝ちたい」という野球に対する真摯でまっすぐな上昇志向がある大谷。
シーズン中もオフも、トレーニングやサプリメントでの栄養補給にしか興味がなく特にお金を使わない、お金には無頓着なのだそうです。
また、両親が驚くほど洋服やファッションにも無頓着でいつも普段着で、洋服や装飾品にもお金をかけないのだとか。
簡単に言えば、大谷はあまりお金は必要な分あればよく、それ以上にお金を使うことや物欲とは別の世界に生きている訳ですね。
そういった大谷のお金に無頓着な金銭感覚が、これまた好感を呼び話題になっています。
例えば、自宅に関しては「プライベートが守られていて、心身をいやす設備があればそれで充分」と語っているようで、根本的に質素倹約な性質であり、お金を使って絢爛豪華にという志向はまったく持ち合わせていないのでしょうね。
子どもの頃のエピソード
子どものころといえば、金銭感覚が確立しておらず貰った分をまるまる使ってしまう、貯金ができないなどはよくある話です。
しかし、子どもの頃から大谷は一味違っています。
修学旅行のお小遣いも、必要なお土産を買って残った分は両親に返したというのです。
お金のかからない子どもというだけではなく、余った分はきちんと返すという孝行息子。
お年玉をもらっても野球用品しか買わない野球をこよなく愛する少年なのですね。
かつて、大谷の祖母は「翔平は昔から野球以外に趣味のない子、今も変わらない」と語っていましたが、その言葉の通り野球に一直線にいきているのでしょう。
参考:https://www.yomiuri.co.jp/sports/mlb/20211119-OYT1T50133/
日ハム時代のエピソード
そんな野球一直線の大谷翔平。
プロ入り後は、社会の平均的な年収を大きく超える収入を得るようになります。
日本にいたころの年棒推移は以下ですが、これだけの年俸を得ていたにも関わらず月10万円のお小遣い以外は両親にまるまる渡して管理は任せていたようなのです。
たまにする贅沢といえばコンビでクレープを買い食いする程度で、ビッグマネーを手にしても、その精神は揺らぐことなく野球技術の向上に一直線でした。
【大谷翔平 日本での年棒推移】1年目:1,500万円 ⇒ 2年目:3,000万円 ⇒ 3年目:1億円 ⇒ 4年目:2億円 ⇒ 5年目:2億7,000万円 |
参考:https://baseball-89.com/ohtani-salary/
エンゼルス時代のエピソード
※基本家とジムの往復な生活のこと
※誕生日も家でゲームしたらしいということなどの倹約家エピソードをお願いします!
そんな大谷翔平はプロ6年目(2018年)にメジャーに渡ります。
サッカーや野球など人気スポーツでは、有名選手が海外に移籍したりチームを移籍する際にはその高額な移籍金や年俸が話題になりますね。
もちろん大谷も高額な移籍金が発生したり、活躍に応じて高額な年俸が支払われています(投打に渡り規定数到達などの偉業があるため年俸が安いという見方もあります)。
【大谷翔平 メジャーでの年棒推移】1年目:6,540万円 ⇒ 2年目:7,860万円 ⇒ 3年目:8,400円 ⇒ 4年目:3億6,000万円 ⇒ 5年目:6億6,000万円 ⇒ 6年目:36億円 |
※1年目:2018年/2年目:2019年/3年目2020年/4年目2021年/5年目2022年/6年目2023年
これだけの年俸がありながらというのもおかしな話ですが、野球を中心に生活を送る大谷翔平は、基本的には「オフは家とジムの往復」「シーズン中は家やホテルと球場(練習地・遠征地)の往復」のみ。
洋服はスポンサーのBOSS、時計はSEIKOから支給されたもので賄い、サプリメントなども契約しているSAVASで事足り、お酒は飲まない、元来真面目で浮いた話(女遊び)や散財も皆無です。
誕生日ですら自宅でゲームをしていたそうですから、世界一の「高所得倹約家」といってもいいでしょう。
参考:https://baseball-89.com/ohtani-salary/
大谷選手の年俸が87億?!日給に直すと・・・
大谷翔平の年俸(総収入)が87億、日本円にして約1兆1,500億円。
大げさに言うとどこかの小国の国家予算に匹敵しそうな金額です。
月収計算で約740億(日本円)、日給計算では約25億(日本円)、仮に1日8時間労働で考えると、時給は日本円で約3.1億円となります。
大谷が1時間稼働するだけで、サラリーマンの生涯賃金(参考サイト参照)に近い金額になるとは言葉を失いますね。
アスリートは、サラリーマンに比べ現役期間が短く、怪我や病気による廃業リスクも大きいので年俸が高額であることは理解できますが、この次元までくるともう訳が分かりません。
参考:https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/shisan_kihon/column_0004.html
どんな生活してるの?
そんな大谷は、野球のために生きる求道者。
野球のためのトレーニング、練習、試合、移動、休息以外は、たまにチームメイトや通訳の水原一平とテレビゲームをするようなシンプルな生活を送っているのです。
昭和時代の野球選手といえば、銀座や各地の盛り場で豪遊し高級ブランデーやシャンパンを浴びるように飲むという話も聞きますが、大谷には無縁の話。
大谷専属のパパラッチがいたら「退屈過ぎて商売あがったり」ではないでしょうか。
高級車に乗ってる?
野球選手やサッカー選手、大物ミュージシャンといえば、その高額な年収から高級車やレアなスポーツカーをコレクションしたり、頻繁に乗り換えたりすることもあるでしょう。
しかし、大谷翔平は本体価格1300万円のテスラを所有しているという話はありますが、それ以外で車を購入したという話はありません。
大きなお金を手にしたことで自己顕示のために高級な車を買う、そんな比較的当たり前の概念すら、大谷翔平にとっては「どこ吹く風」なのですね。
参考:https://giantsfunclub.com/2341-2/
高い家賃の家に住んでる?
高級車にも興味のない大谷翔平。
ここまでくれば想像に難くないことかもしれませんが、住まいに関してもこれといって高額な費用をかけないことでも有名で、家賃は50万円なのだとか。
50万円と聞くと高いと思われるかもしれませんが、一般的に不動産を借りるとき「月収の約30%程度が家賃の限度額」と言われています。
月収が日本円で約740億である大谷に相応しい家賃としては約246億円。
50万円の家賃では、ゼロが何個たりないのかという世界です。
そんなことにも一切お構いなしの大谷は、「プライベートが守られていて、心身をいやす設備があればそれで充分」と語っています。
通訳の水原さんにも高額報酬?
大谷翔平の通訳として、プライベートでの親友として有名な水原一平氏。
大谷とは、家でゲームをしたり食事をしたり、ときには観光したりするほど親密な関係ですが、大谷の高学年俸化に伴い報酬も高額になるのでしょうか。
大谷がメジャーに移籍したとき、水原氏はエンゼルスと月給40万円という契約を結び通訳活動をスタート。
大谷をして「お世話になったのは、やはり一平さん」と言わしめるほど精神的には重要な枠割りを担っている水原氏ですが、エンゼルスとの通訳契約とは別に大谷と個別サポート契約を結んでいると言われています。
【大谷翔平と水谷氏の契約内容】・キャッチボール相手・投球フォームの動画撮影・ルーティンのチェック・車の運転・スケジュール管理・スポンサーとの調整業務 |
その額は年間数百万円と言われており、エンゼルスからの収入と大谷からの収入で水原氏は年間1,000万円強の収入を得ているようですね。
こういった報酬以外では、水原氏が結婚した際には大谷が2週間分の新婚旅行をプレゼントしたという話もあります。
このように金額や金額換算でいる行為に注目が集まりますが、大谷にとってはプライスレスな存在、それが水原一平氏です。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/58ef67b8f539a477420a503f984b3ade1dc918d9
参考:https://www.ghibliexpo-aichi.com/mizuharaippei-salary/
まとめ
大谷翔平の金銭感覚や年俸、お金にまつわるエトセトラを見てきました。
大谷が、いかにお金や物欲、お金に関する自己顕示に無頓着かがよくわかりますね。
そんな大谷も、仲間やチームメイトのお礼や節目には相手への尊敬を込めてしっかりとお金をかけて礼を尽くすとも言われています。
先に紹介した水原氏への結婚の贈り物などは、そういった大谷の気配りにあふれたエピソードといえますね。
野球や人間性だけでなくお金に関しても彼は素晴らしい姿勢を持っている大谷。
世界一の「高所得倹約家」でもある大谷翔平に非の打ちどころはあるのでしょうか。