3歳バス置き去り父親
3歳バス置き去り父親

9月5日、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」の通園バスの中で、この園に通う女の子(3)が心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認されたこの事件で続報がわかりました。

何とこの女の子の発見時の体温が40℃程度だったことが判明したようです。

40℃とはもはや高熱が出ている状態ですよね・・・。発見された際、女の子は上半身の服を脱いだ状態で、通園バスの中から女の子の空になった水筒が見つかっています。どうにかして暑さをしのごうと思ったにも関わらずこうして悲しい事件が起こるというのは、防げないものだったのでしょうか。

世間の声は本当に厳しいものです。

バス3歳児置き去り事件のTwitterの

キッズ携帯を持たせる、高齢者を送迎バスの運転にしないなど、皆さんどうにか再発防止したいという思いがこうした声からも伝わってきますよね。私も本当にそう思います。。。

3歳バス置き去り試験の保護者会が行われました

保護者会では今回の事件の分析として

『バスに乗っている中で(家が)一番近いから、バスを降りるにしても最後に降りなさいと教育していた。この子は多分最後まで座って待っていたんだと思う』と話したということです。

またこの事件当日朝は、いつも運転していたバスの運転手が急きょ休みになり、理事長が臨時で運転手をしたそうです。こうしたイレギュラーな事態はどこにもあるはず。マニュアルの徹底、園児とのコミュニケーションなど、できることはなかったのかなと、やりきれない気持ちになりますね。

また、今回の事件で亡くなった千奈ちゃんの父親が同じ保護者会にて「娘は、あと10日ほどで、4歳の誕生日を迎えるはずだった」と涙ながらに語りました。この保護者会では涙を流して過呼吸になる人も続出したそうです。

過去にこういったバス置き去り事件はあった?

調べてみるといくつか過去にもバス置き去り事件があったようです。

過去の幼稚園児、保育園児バス置き去り事件| 福岡県北九州市「私立中井保育園」5歳男児死亡

2007年に福岡県の北九州市にて5歳の男児がバスに置き去りにされる事件がありました。日頃の送迎バスではなく、遠足のバスの送迎時にバスに取り残され、死亡して発見されました。

7月27日午後、私立中井保育園の園児20人が午前中、近くの公園に遠足にいった。2台の車で保育園に戻ったのが午後1時半。園児たちは車から降りたが、暖人ちゃんだけが取り残されたのを気づかず、車は駐車場に。午後4時半になって、おやつのプリンがひとつ余ったので、暖人ちゃんがいないことに気がついた。

   保育士が車を外から見たがわからず、その後車を移動させたが、なお気づかず。午後5時になって、別の園児が忘れた帽子を車内にとりにいった保育士が、ぐったりしている暖人ちゃんを見つけたという。まだ息があった。

   しかし、保育士は車のクーラーで冷やしたといい、救急車を呼んだのは30分後。暖人ちゃんはすでに心肺停止で体温は40.8度もあった。死因は熱中症。この日北九州市は気温33.3度の真夏日だった。後の警察の検証で、当時の車内は50度近かったと思われる。

https://www.j-cast.com/tv/2007/07/31009810.html?p=all

過去の幼稚園児、保育園児バス置き去り事件| 福岡県北九州市「私立双葉保育園」5歳男児死亡

こちらは最近です。2021年の7月29日に事件が起こりました。当時5歳の男児が9時間放置されたことで熱中症となり、その後死亡しました。

今回と同じく朝の送迎バスで園に到着したにも関わらず9時間放置されたといいます。この事件は保護者から「日常的に園バスに閉じ込めることをしていた」と告発され、さらに話題となりました。

前園長と保育士が業務上過失致死罪となり、在宅起訴されました。

この日の朝、保育園に到着したバスに乗っていた園児は冬生くんを含めて7人。バスを運転していた当時の園長と保育士の2人で園児たちを降ろしました。

ただ、後部座席にいた冬生くんは取り残されたまま、バスには鍵がかけられました。保育園では冬生くんの不在を認識しながらも保護者に確認せず、夕方まで誰も気づくことはありませんでした。

https://www.nhk.or.jp/kitakyushu/lreport/article/000/38/

また速報があればお伝えします。

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